アッセイ法

Research Methods

Luminexの柔軟性:自作のアッセイ系構築もパートナー企業からのアッセイキット購入も可能

キャプチャーサンドイッチ・イムノアッセイ

 

ELISAと似ていますが、ビーズを使います。

 

サンドイッチイムノアッセイは、マイクロビーズの表面に結合させた捕捉抗体と、蛍光標識を取り込ませた検出抗体で、抗原(標的物質)を挟んで検出します。このため「サンドイッチ法」と呼ばれます。このアッセイ法は、ホルモン、血液製剤、酵素、薬物、疾患マーカー、その他多くの生体分子を測定するために、一般的に使用されています。

 

ELISAと比較したxMAP® テクノロジーの利点

 

  • マルチプレックス化によってコストと労力を削減
  • 少ないサンプルから、より多くのデータが得られる
  • 1検体で多項目を同時に解析するため、迅速に再現性の高い結果が得られる
  • オープンシステムであるので、自作のアッセイ系も市販の試薬キットも利用できる

 

パートナー各社のアプリケーションキット

 

  • アルツハイマーのバイオマーカー
  • がんマーカー
  • 心臓疾患マーカー
  • セルシグナリングマーカー
  • サイトカイン
  • ケモカインと増殖因子
  • 内分泌マーカー
  • アイソタイピング
  • マトリックスメタロプロテアーゼ
  • 代謝マーカー
  • 脳神経系疾患マーカー
  • 敗血症マーカー
  • 皮膚疾患マーカー
  • 毒性マーカー

競合的イムノアッセイ

 

競合的イムノアッセイは、マイクロビーズの表面に結合させた捕捉抗体と、これに競合的で可逆的に結合する標識抗原を用いて、目的とする抗原(標的物質)を検出します。サンプル中の目的アナライトは標識した抗原と競合するため、検出シグナルは低下します。また逆の形式として、サンプル中のアナライトとマイクロビーズ表面に結合させた抗原を溶液中の標識抗体に対して競合させるアッセイも可能です。Gardasil® ワクチンの開発では、xMAP® テクノロジーによる競合的アッセイが広く使用されました。

 

アプリケーション例:

  • 低分子
  • ペプチド
  • 薬物相互作用研究

血清学的アッセイ

 

血清学的アッセイは、マイクロビーズの表面に捕捉用の抗原タンパク質を結合して、目的とする抗体(標的物質)を検出します。標的抗体の存在量を定量するには、蛍光標識を修飾した検出抗体を用います。血清学的アッセイは、ワクチンへの反応やアレルギー反応、あるいは自己抗体の検出といった、血清中に存在する抗体を定量する必要がある場合に便利な手法です。

遺伝子発現プロファイリング

 

マイクロアレイテクノロジーは超高密度の遺伝子発現プロファイリングを可能にしますが、コストやスループット、平面型アレイゆえの再現性は、数千検体を用いて限られた数の遺伝子のスクリーニングを行う薬効試験や臨床研究においては問題となります。定量PCR法ならより多くのサンプルを迅速にスクリーニングできますが、コストと遺伝子数が限られます。

 

xMAP® テクノロジーの液相反応系は、100プレックスを超える高マルチプレックスで、かつハイスループットのアッセイ系を高い再現性で構築したいという、遺伝子発現研究ニーズに最適なソリューションを提供します。

 

Affymetrix社の Panomics Quantigene RNAアッセイキット を検索してみてください。またはxMAP® Cookbook をダウンロードして自作の遺伝子発現アッセイ系を構築することも可能です。

ジェノタイピング

 

xMAP® テクノロジーは、同一性試験、ファーマコゲノミクス、感染症スクリーニング、集団遺伝学、遺伝子スクリーニング、またはDNAサンプル・プロファイリングといった、さまざなジェノタイピングのニーズに最適なソリューションです。xMAP® テクノロジーを使用すれば、遺伝子の増幅と検出のステップをマルチプレックス化できるため、1日最大500サンプルの遺伝子マーカーのスクリーニングを可能にします。つまり、ハイスループット化と必要サンプル量の低減によるコスト削減によって、生産性を向上します。

 

Luminexは現在、 チトクロームP450 2D6 および チトクロームP450 2C19 遺伝子のジェノタイピングアッセイキットを販売しています。

マイクロRNA発現

 

マイクロRNAは、遺伝子発現における転写調節や転写後調節において重要な役割をもつ単鎖のノンコーディングRNAです。PCRなど他の方法と比べ、Luminexのテクノロジーを用いて構築したmiRNAアッセイ系なら、目的とするmiRNAのマルチプレックス解析が可能で、時間と予算を節約することができます。xMAP® テクノロジーには、研究に関連するmiRNAだけを選択的に解析するという柔軟性があります。目的のmiRNAは5時間以内に定量することができます。Affymetrix社のQuantiGene Singleplex miRNAプローブを検索してみてください。または以下の「アッセイ系を自作しませんか?」のリンクをたどって自分だけのアッセイ系を構築することも可能です。

GARDASIL® は、米国メルク社の子会社Merck Sharp & Dohme Corp.の登録商標です。